COLUMN マネー・住まい
【早見表】家賃別・引越しの初期費用|家賃5万〜12万円でいくらかかる?
賃貸に引越すとき、最初に払うお金(初期費用)は、家賃の数か月分になることがよくあります。「家賃8万円の部屋だと、いくら用意すればいい?」と迷う人のために、この記事では家賃5万〜12万円まで、1万円きざみで初期費用を試算した早見表を紹介します。
表の数字は、AnyLabの引越しの初期費用シミュレーターと同じ計算方法で出しています。実際の金額は物件や契約によって大きく変わるので、見積もりの金額が分かったら、シミュレーターに入れて計算し直してください。
- 試算の条件では、敷金・礼金が各1か月の場合、初期費用は家賃の約5.3〜5.9か月分
- 敷金・礼金がない場合は、家賃の約3.3〜3.9か月分まで下がる
- 家賃8万円なら、敷金・礼金ありで約44.2万円、なしで約28.2万円
- 引越し業者の費用は別にかかるので、あわせて準備しておきたい
家賃別・引越しの初期費用 早見表
下の「試算の条件」にもとづいて計算した、家賃別の初期費用の目安です。( )内は、家賃(管理費を除く)の何か月分にあたるかを示しています。
| 家賃 | 敷金1・礼金1の場合 | 敷金0・礼金0の場合 |
|---|---|---|
| 5万円 | 292,667円(5.9か月分) | 192,667円(3.9か月分) |
| 6万円 | 342,333円(5.7か月分) | 222,333円(3.7か月分) |
| 7万円 | 392,000円(5.6か月分) | 252,000円(3.6か月分) |
| 8万円 | 441,667円(5.5か月分) | 281,667円(3.5か月分) |
| 9万円 | 491,333円(5.5か月分) | 311,333円(3.5か月分) |
| 10万円 | 541,000円(5.4か月分) | 341,000円(3.4か月分) |
| 11万円 | 590,667円(5.4か月分) | 370,667円(3.4か月分) |
| 12万円 | 640,333円(5.3か月分) | 400,333円(3.3か月分) |
※引越し業者の費用は含んでいません。
試算の条件
早見表は、次の条件で計算しています。どれも仮の条件で、実際の金額は物件や契約によって変わります。
| 項目 | 試算の条件 |
|---|---|
| 管理費・共益費 | 毎月5,000円 |
| 敷金・礼金 | 各1か月分(ありの場合)/0か月(なしの場合) |
| 仲介手数料 | 家賃の1.1か月分(1か月分+消費税10%) |
| 入居日 | 30日ある月の20日(その月の日割り家賃は11日分) |
| 前家賃 | 翌月分の家賃+管理費を含める |
| 保証会社の初回保証料 | 家賃+管理費の50% |
| 火災保険料 | 20,000円 |
| 鍵交換費用 | 15,000円 |
日割り家賃は「(家賃+管理費)÷ その月の日数 × 入居日から月末までの日数」で計算し、1円未満を四捨五入しています。仲介手数料については、宅地建物取引業法で、借主・貸主から受け取れる合計の上限が家賃の1か月分+消費税と定められています。
家賃8万円の場合の内訳
例として、家賃8万円(管理費5,000円)の場合の内訳を見てみましょう。
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 敷金 | 家賃 × 1か月 | 80,000円 |
| 礼金 | 家賃 × 1か月 | 80,000円 |
| 仲介手数料 | 家賃 × 1.1か月 | 88,000円 |
| 日割り家賃 | 85,000円 ÷ 30日 × 11日 | 31,167円 |
| 前家賃 | 翌月分(家賃+管理費) | 85,000円 |
| 保証会社の初回保証料 | 85,000円 × 50% | 42,500円 |
| 火災保険料 | 仮の値 | 20,000円 |
| 鍵交換費用 | 仮の値 | 15,000円 |
| 合計 | 441,667円 |
敷金・礼金だけで家賃2か月分、さらに仲介手数料・日割り家賃・前家賃で約2.5か月分かかります。初期費用が家賃の何倍にもなるのは、こうした項目が重なるためです。
初期費用を抑えるポイント
初期費用は、物件の選び方や入居のタイミングで変わります。一般に、次のような点を確認すると抑えられることがあります。
- 敷金・礼金なしの物件を探す:早見表のとおり、家賃の約2か月分の差が出ます。ただし、退去時のクリーニング費用などが別にかかる契約もあるので、契約内容は必ず確認しましょう
- 入居日を月末に近づける:日割り家賃は入居日から月末までの日数で決まるので、入居日によって金額が変わります。前家賃の扱いは不動産会社によって違うので、あわせて確認しましょう
- 仲介手数料を確認する:不動産会社によって、仲介手数料の金額が違うことがあります
- 任意の項目を確認する:消毒費やサポートサービスなど、任意で付いている項目がないか、見積もりを確認しましょう
退去するときの費用が気になる人は、退去費用シミュレーターで、本来の負担額を計算できます。
引越し業者の費用も忘れずに
早見表の金額には、引越し業者の費用は含まれていません。荷物の量や移動距離、時期によって金額が大きく変わるので、早めに見積もりを取って比べておくと、全体の予算を立てやすくなります。シミュレーターでは、引越し業者の費用を入れると、それを含めた総額も計算できます。
毎月の家賃がいくらまでなら無理がないかは、「【早見表】手取り別・家賃の目安」も参考にしてください。
よくある質問
初期費用は家賃の何か月分くらい用意すればいいですか?
この記事の試算条件では、敷金・礼金ありで家賃の約5.3〜5.9か月分、なしで約3.3〜3.9か月分でした。実際の金額は物件や契約によって違うので、見積もりを確認し、引越し業者の費用も含めて準備しておくと安心です。
保証会社の保証料は必ずかかりますか?
保証会社の利用が必要かどうか、保証料がいくらかは、物件や保証会社によって違います。この記事では仮に家賃+管理費の50%で計算していますが、実際の金額は不動産会社に確認してください。
敷金と礼金の違いは何ですか?
敷金は、家賃の滞納や退去時の原状回復費用にあてるために預けるお金で、残った分は退去時に返ってくるのが一般的です。礼金は、大家さんへのお礼として払うお金で、返ってきません。
まとめ
- 試算条件では、初期費用は敷金・礼金ありで家賃の約5.3〜5.9か月分、なしで約3.3〜3.9か月分
- 家賃8万円なら、敷金・礼金ありで約44.2万円、なしで約28.2万円
- 敷金・礼金、入居日、仲介手数料、任意の項目を確認すると、初期費用を抑えられることがある
- 引越し業者の費用は別にかかるので、早めに見積もりを取っておきたい
※早見表の金額は、仮の条件にもとづく試算です。実際の初期費用は、物件や契約内容、不動産会社によって異なります。