No.009 仕事・キャリア
仕事ストレス原因タイプ診断
「なんとなく仕事がしんどい」と感じていても、その原因は人によって違います。職場でのモヤモヤについての10問に答えると、あなたが何に一番すり減っているのかを4タイプで診断し、タイプ別の対処法を紹介します。
4つのストレスタイプ
仕事のストレスの原因は、大きく「人や環境」「やりがい」「評価」「働き方の自由度」の4つに分けられます。結果の画面では、それぞれのタイプの割合も表示しています。2つのタイプが同じくらい高い人は、両方の対処法を参考にしてください。
ストレスの原因を知ることが大切な理由
仕事がつらいとき、「転職すれば楽になる」と考えがちです。しかし、ストレスの原因がはっきりしないまま職場を変えると、次の職場でも同じ理由で疲れてしまうことがあります。
たとえば、人間関係に疲れているのに給料の高さだけで転職先を選んだり、裁量のなさが不満なのに大企業ばかりを受けたりすると、根本的な解決になりません。自分のストレスタイプを知っておくことで、今の職場でできる工夫や、次の職場選びで本当に重視すべき条件が見えてきます。
診断の仕組み
この診断では、「ぐったりする日」「モヤモヤすること」「理想の上司」「うれしい瞬間」など、職場での気持ちについての10問に答えてもらいます。それぞれの選択肢には、4つのタイプのどれに近い答えかを表す点数が割り振られていて、10問の合計点が一番高いタイプを、あなたのストレスタイプとして表示します。
結果の画面では、4つのタイプそれぞれの割合も表示しています。ストレスの原因は1つとは限らないので、一番高いタイプだけでなく、2番目に高いタイプにも目を向けてみてください。合計点が同じになった場合は、人間関係・環境重視型、自己実現型、評価・承認型、自分ペース型の順で先にあるものを表示します。
タイプ別・今の職場でできることと、職場選びで見たいこと
ストレスの原因がわかったら、まずは今の職場で変えられることがないかを考えてみましょう。それでも難しい場合に、次の職場選びで重視したいポイントもあわせてまとめました。
| タイプ | 今の職場でできること | 職場選びで見たいこと |
|---|---|---|
| 🌧️ 人間関係・環境重視型 | 苦手な人とは必要な会話に絞る、一人で休める時間をつくる、異動の希望を出す | 職場の雰囲気、チームの人数、面接で会う社員の様子 |
| 🧗 自己実現型 | 小さな改善を自分から始める、挑戦したい仕事を上司に伝える、社外で学ぶ | 任される仕事の幅、学びの制度、社内で挑戦できる機会 |
| 🏅 評価・承認型 | 成果を事実で記録する、評価の基準を上司に確認する | 評価制度の仕組み、成果と給料の関係、昇給の実績 |
| ⏳ 自分ペース型 | 集中する時間を確保する、仕事量と優先順位を上司とすり合わせる | 残業の実態、休みの取りやすさ、リモートやフレックスの利用状況 |
上司や人事に相談するときのコツ
ストレスの原因が職場の仕組みや仕事の量にある場合、一人で我慢するより、上司や人事に相談したほうが早く解決することもあります。相談するときは、次のことを意識すると話が伝わりやすくなります。
- 気持ちだけでなく、事実を伝える:「つらい」だけでなく、「残業が月にこのくらい続いている」「この業務が重なっている」など、具体的な状況を伝えます。
- どうなってほしいかを添える:「業務の一部を分担したい」「評価の基準を知りたい」など、希望をセットで伝えると、相手も対応を考えやすくなります。
- 記録を残しておく:相談した日や内容をメモしておくと、状況が変わらないときに次の相談先へ進む材料になります。
つらさが続くときは、早めに相談を
眠れない、食欲がない、朝になると体調が悪くなる、といった状態が2週間以上続く場合は、心や体が限界に近いサインかもしれません。一人で抱え込まず、医療機関や相談窓口に相談してください。
- 厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、電話・SNS・メールでの相談窓口を案内しています。
- 会社の産業医や保健師、人事の相談窓口を利用できる場合もあります。
※この診断は、ストレスの傾向を知るためのセルフチェックです。医学的な診断ではありません。
よくある質問
2つのタイプの割合が同じくらいでした。
ストレスの原因が1つではなく、複数重なっている状態です。両方のタイプの対処法を見比べて、今すぐできそうなものから試してみてください。
ストレスの原因がわかったら、転職したほうがいいですか?
すぐに転職を決める必要はありません。まずは今の職場で変えられることがないかを考え、上司や人事への相談も検討してみましょう。それでも状況が変わらない場合に、次の職場で何を重視するかを考える材料として、診断結果を活かしてください。
時間をおいてもう一度診断すると、結果が変わることはありますか?
あります。仕事の状況や職場の人間関係が変わると、ストレスの原因も変わることがあります。部署の異動や繁忙期のあとなど、節目ごとに試してみると、自分の変化に気づけます。